CentOS 6.5でGitやSubversionクライアントをバージョンアップすると捗る
RHELの練習のつもりで普段の作業用マシンにCentOS 6.5を使用しているのだけれど、デフォルト設定の yum
でインストールできるGitやSubversionなどのクライアントのバージョンが古めなのでバージョンアップしてみたところ、少しばかり前向きな人生が送れるようになった。
Gitは1.7.11以上にすると捗るぞ
Git 1.7.11で git difftool
に追加された、ディレクトリ単位でのdiffを見るための -d (--dir-diff)
オプションがサイコー。
以前はファイル1つずつdiffを確認してはハイ次、のような操作だったのが、これを使うと差分のあるファイルの一覧が表示され、まとめて確認できる。詳しい紹介はこちらさま git difftool --dir-diff が便利すぎて泣きそうです - てっく煮ブログ にあります。
バージョンアップの方法は、 https://www.kernel.org/pub/software/scm/git/ から適当なtarボールを落としてINSTALLドキュメントのとおりビルド。分かりやすくてビルド初心者のおれでも問題なしだった。
Subversionは1.7以上にすると捗るぞ
Subversion 1.6以前は作業コピーのすべてのサブディレクトリに .svn とかいう設定用ディレクトリが作られていたのが、1.7以降では作業コピーのルートにのみ作られるようになった。
サブディレクトリごとに設定ファイルが置かれていたことで、ディレクトリ構造をちょっと変えたり、ビルドされたファイル(をコミットするほうがどうかしてる)をクリーンビルドするたびにハゲかけていた事案が、バージョンアップによって解消された。
バージョンアップの方法は、Subversion関連のサービスを提供しているWANdisco社の提供するyumリポジトリを追加して yum
。詳しい手順はこちらさま Subversion1.8をRPMでインストールする - わんこいん にあります。
WANdisco社の激アツなウェブサイト も是非ご確認ください。